2021-09-28 (Tue)
09:35
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先日、ツリークライミングに挑戦しました。
先生は、元地域おこし協力隊としてそうや自然学校に勤務されたのち、現在はフリーランスのネイチャーガイドとして活躍されている北川さんです。
道の駅で勤務している現地域おこし協力隊員の吉田さんと体験しに行きました。
ちなみにこの日は、「なまこ作り」のお手伝いした後に向かっています。
『なまこ作り?なにそれ!?中頓別町って海ないよね!?』と思った方はこちらの記事をご覧ください。
なまこでんぷんづくり 56年前の産業を未来につなぐ
なまこ作りのお手伝いを終えたあと、「ツリークライミング?直訳すると木登りだけど何するんだろう」と話しながら、吉田さんとピンネシリに向かいました。
道の駅に到着。
「北川さんどこだろう」と吉田さんと探していると、首が痛くなるくらい見上げた先の木の上で発見。
『すごい高さにいるし下の方全然枝もないけど、どうやって登ったの!?私登れるの!?』と不安になった私は吉田さんで様子を見ることにしました。
まずはハーネスを装着しロープとハーネスを繋ぎます。

※イメージ画像です
そしてツリークライミングをスタート。
北川さんにやり方を教えていただいていますが、初めはあたふたしています。
(吉田さんの写真を取っておらずすみません…)
北川さんご指導の元、少しコツを掴むとあっという間に3mほどの高さになり「慣れると楽しい!どんどん登りたくなる!」と楽しそうで、見ている私も『早くやってみたいなー』とムズムズしてきました。
6mほど登ったところで、「十分頑張ったので降ります」とゆっくり降りてきて交代。
私もハーネスを装着しツリークライミング初挑戦。
少し浮きましたが、バランスが取れず木に激突。

ハーネスが体を支えてくれているので落ちないし手を離しても大丈夫です。
※この時は怖くてロープにしがみついています
木に足をつけてリスタート。

まずは輪っかにのせている足を上げて、輪っかを繋いでいる結び目を手で上に上げます。

高くなった足に力を入れて下に押すと、滑車の原理で足の輪っかと反対のロープに繋がれたハーネスが持ち上がることで体が上がります。


ロープは10mほどの高さの枝に引っかかっており、ここが滑車の役割をしています。

よく見るとロープが摩擦で切れないように、しっかりカバーがされています。
滑車の原理を使いながら自分の体を持ち上げていくことで、低いところに枝がなくても、木登りをすることができます。
吉田さんが教えてもらっているところを見ていたため、すぐできるかなと思っていましたが実際にやってみると『あれ、どこ持って次何すればいいんだっけ』とよくわからなくなります。
ネイチャーガイド北川先生が丁寧に、しかも褒めながら教えてくださったので少し続けるとなんとなくできるようになってきました。
慣れてくると登るのが楽しくなります。

「写真撮るよー」と言われ、ふと下を見ると、思っていたよりも北川さんと吉田さんが遠くて驚きました。

上の写真は8mくらいの場所ですが、私の足が乗っている枝を乗り越えるのに苦労しました。
自分のハーネスを支えているロープの結び目も持ち上げながら登るのですが、枝が邪魔で結び目を持ち上げることができず、「これ絶対上がんないんですけど!」と苦戦していました。
北川さんのおかげでなんとか枝を乗り越え、ギリギリのところまで登ることができました。

最後はゆっくり降りてきて、無事地上に帰還できました。
初めは、木登りなんてほとんどしたことがないのに大丈夫?下の方に枝もないのにどうやって登るの?落ちない?体重重い人でも大丈夫?と不安でした。
実際に体験してみたところ、木登りしたことなくても下に枝がなくてもロープがあるから登れる、ハーネスがあるから手離しても落ちない、体重制限はわかりませんが極端にオーバーしていなければ大丈夫そうです。
体ひとつで10mくらいまで登るスリル、登ったあとの達成感、高いところからの見晴らしが最高でした。
頭と体をフルに使いながら、久しぶりに外で体を動かすことができてとても楽しかったです。
北川さん、吉田さんありがとうございました。
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