2018-01-07 (Sun)
19:17
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新年あけましておめでとうございます。
元神奈川県民・東京勤めの隊員加藤です。
中頓別にやってきて約半年が経ちました。
昨年中は、右も左も分からない“ヨソモノ”に優しくしてくださって、本当にありがとうございました!
お正月は初めての里帰りとなりました。
羽田空港に降り立ってみると、「あれ? 東京の冬ってこんなにあたたかかったかな」と思う陽気。
いつも冬山登山用の手袋を身につけているのですが(笑)、手袋をしてなくても手があまり寒くない!
当然ながら、地元神奈川に雪は降っておらず、中頓別で毎日雪かきに明け暮れていた身としては、もう春だなあなどと思った次第でした。
(余談ですが、毎年この時期はストーブの前に陣取って、「寒すぎて意味が分からない」などと言って震えている時期です)
私の実家付近の様子。結構田舎です。
神奈川、あるいは座間市が私のホームです。
家族や友達にも、「今度帰るね」と言って、座間に帰っていきました。
たぶん、それはいつまで経っても変わらないことだと思います。
でも、6日間の里帰りの間も、ふとした瞬間に中頓別のことを考えたり、天気予報をチェックして明日も寒いな~などと思ったり、中頓別に戻る日、「帰らなきゃ」などと思ったり。
私の中で、中頓別も帰るべきもうひとつのふるさとになりつつあるのだなと思います。
そういうふうに思えるようになったのは、この町で私に関わって下さった皆様のおかげです。
たとえば。
「おかず沢山つくっちゃったから持って行って」と言っていただいたり、「余りものだけど」とお野菜を沢山頂いたり。
移住したばかりのころは、車が無くて、しばらくは色々な方のご厄介にもなってしまいました。
最近では、雪道運転で雪に突っ込んでしまったことがあったのですが、5分もしないうちに親切な方に助けて頂いてしまったり。
東京に務めていた頃は、人はとにかく沢山いました。数えきれないくらいの見知らぬ人とすれ違う日々。それも私は嫌いではありませんでした。
でも、こうしてきちんと人に向き合って、名前を知って挨拶をして。そういうここでは当たり前の日々は、すごく呼吸がしやすい感じ。
きちんとしなければと背筋がぴんと伸びて、それでいてとても自然体でいられます。
ここで頂いた沢山の気持ちに、どうしたら応えていけるかなと考える日々です。
私の務めるそうや自然学校も、本年は新しい試みを沢山していければと考えています。
私の今年のキーワードは、「女子ウケ」と「こども」。
「そうや自然学校のこのプログラムが面白そうだから、中頓別に来てみた」と言ってもらえるようなものを、作り上げていきたいです。
そして故郷の友人が遊びに来てくれた時に、「こんなにたくさんの素敵なものがあるよ!」と紹介して回れたら嬉しいなと思います。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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