食欲の秋真っ盛りということで、最近四六時中食欲旺盛で食いしん坊キャラになりつつある北川です。
秋の味覚といえば、サンマや栗、そして新米など美味しいものが溢れてますよね。
しかしせっかく中頓別に移り住んできたのだから、この土地ならではの秋の味覚を味わってみたい……(なんなら自分で採って)
中頓別+秋の味覚…と言えば…?そう、、、キノコです。
ここ中頓別は四方を山や森に囲まれている町です。
いわば、キノコの楽園と言っても過言ではないでしょう。
しかし、キノコ狩りド素人の僕ではキノコの見分けがつかず、只々野山を彷徨うのが関の山でしょう。
そこで、ピンネシリ地区のとあるキノコ狩り名人のご協力を頂くことが出来たので、ほぼ初めてのキノコ狩りに行って参りました!(※キノコ狩り名人たっての希望で素性は明かせませんので、以下は名人と呼ばせてもらいます(^_^;))
今回目指すキノコは、北海道のキノコの代表格である落葉キノコ!
正式名称は「ハナイグチ」ですが、道民は「落葉キノコ」の方が最も親しみがあるのではないでしょうか?
さっそく、ある日の早朝に名人と待ち合わせをし、ポイントへ向かいます。
今回のポイントはこの朝霧かすむ鬱蒼とした林の中です。
まずは、名人の後を追い林の中へ…
ん?早速名人がなにやら地面を覗き込んでます。
名人「はい、そこ、あるよ」
え?!もう見つけたんですか?!
あっ!あった!!
林に入ってから、ものの数メートルでさっそく見つかりました!
きれいな光沢を放つ落葉キノコです!
間髪入れず、
名人「はい、そことそこにも、はい、とったとった」
こんなとこにも
あんなとこにも
予想以上に落葉キノコがみっちりと生えてます!
「名人!こんなにもキノコ狩りが忙しくなるとは聞いてません!」
と嬉しい悲鳴を上げ、名人はニヤリと笑っていました(^_^;)
その後も、周辺を1時間歩き回って採れたのがこちらです。
重さにして約2.6Kgといったところでしょうか。
ものの1時間でこんなにもたくさん採れるとは思ってもいませんでした(>_<)
名人曰く、落葉キノコは落葉松(カラマツ)の下で、適度に陽の光が地面に当たっている所に生えるとのことですが、同条件の場所でも全く生えない場所もあるので、自分の足で地道に見つけるのが結局は一番とおっしゃってました。
採れたキノコはその日のうちに、虫出しなどの下処理をして早速おいしく頂きました。
ちなみに、自他共に認めるのんべえでもある僕はお酒の肴として、
めんつゆで味付けした落葉キノコを大根おろしと釜揚げシラスで和えた一品を作りました。
焼酎が止まりませんでした………
町の中心からほんのすぐの場所で、こんなにも多くの自然の恵みに与ることが出来る中頓別の環境にあらためて驚かされました!
ふらっと、キノコ狩りや山菜採りに行けるなんて、都会で暮らしていた頃には出来なかったことです(^^)(ちなみに職場出勤前の早朝キノコ狩りです(笑))
※もちろん毒キノコや山での迷子には十分注意ですが…!!
名人「これからの季節はユキノシタ(エノキダケ)や、春になると親指の太さのアイヌネギ(行者にんにく)もわんさか採れるよ」とのこと。
中頓別そして名人は僕を飽きさせません……(笑)