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2017-02-28 (Tue) 10:27

初めての「忍び猟」体験記

こんにちは!中野です!

先日、上杉隊員がブログでご紹介したエゾシカ話に引き続き…


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今回は、新米ハンター中野の初めての「忍び猟」体験記です!

そもそも「忍び猟」とは…

その名の通り、獲物に気が付かれないよう忍んで獲物を探す猟法で、山に入って猟をする場合の一般的な猟法です。

おそらくマタギをイメージする時の一般的なイメージと相違ないです。

それならハンター歴1年を通してどうして今回が初めてのかというと…

中頓別町及び北海道内一部では、雪がない期間、主に牧草地などの開けた土地に現れるエゾシカ等を、車に乗って探し回る「流し猟」が一般的であるため、新米ハンター中野も流し猟の経験のみということなのでした。


さて、初めての「忍び猟」。
冬季の忍び猟には必須の道具の取り扱いがあるのです…


狩猟用歩くスキーと竹製のストック。
 

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ゲレンデスキーとは違い固定されているのはつま先だけの狩猟用歩くスキー。
乗り慣れないスキーに進んでは転び進んでは転びを繰り返します。


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板の裏にはアザラシの毛皮が貼られており、毛並みに沿って前には進むが後ろには戻らないという優れもの。

ストックが竹製なのは、森の中では金属音を立てると獲物に気が付かれるためだそうです。そんなところまでシビアな「忍び猟」。森を進むにつれてドキドキが高まります。


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師匠について慣れないスキーで森を進みます。

獲物の足跡が少しずつ増え、さらにドキドキ、ドキドキ。

「(獲物が)近いぞ!」という師匠の声に緊張感が高まります。


その時…



キャン!キャン!



とどこからか甲高い声が森中に響きます。


エゾシカが危険を察知した時の警戒音です。

どうやら新米ハンター中野の不慣れなスキー技術に気が付かれてしまったようです…



一度警戒音を発されてしまったため、この日は結局獲物を見ることなく終了。

「忍び猟」の難しさを感じた一日となりました。


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森から帰って、師匠とラーメンを食べて反省会。


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(寿スキー場レストハウスの味噌チャーシュー麺)


改めて猟をすることの難しさを感じたと同時に、高齢化が進むハンター文化の継承のため、多くを学んでいかなければならないと感じる初めて体験記でした。


(中野)




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2017-11-17

Comments

継承していこうとする覚悟と姿勢が素晴らしいです。
蕀の道であるほど、得たときの感動も大きいはず。
体に気を付けて頑張ってください!
2017-03-02-03:14 -
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