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2016-03-23 (Wed) 16:44

ピンネシリ岳巨木の森でスノーハイク

中頓別町地域おこし協力隊の上杉です。
突然ですが、地域おこし協力隊の情報発信ブログはじめました。
このブログでは、中頓別の魅力や地域の行事、住んでいて感じたことなど、地域に関する様々な情報を発信していきます。



先日、地元のIさんが、雪のある時期にしか行けない「ピンネシリ岳巨木の森」(※勝手に命名)を案内してくれました。
面白い発見がたくさんあったので、その時のことを振り返りたいと思います。


コースはピンネシリ岳の登山道ではなく、そこから音威子府方面に500m程進んだところにある電波塔の辺りから登り始めます。

歩き初めて5分。
シナの大木がいきなり姿を現しました。


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なんか穴空いてる…。
中は空洞になっていて、動物でも住んでいそうです。



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至るところに鹿の足跡と樹皮を荒らした跡が残っています。



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別々の種類の木が根元で繋がってる。
これは初めてみました!



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白樺に寄生するキノコ「カバノアナタケ」見っけ。
白樺の2万本に1本という希少さから「黒いダイヤモンド」と呼ばれていますが、注意して探せば意外と見つかります。



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このノミで削ったような穴は、もしかしてクマゲラ?
この辺にもいるという話は聞きますが、まだ姿を見たことがありません。



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なんと、、、天然の氷菓子見つけました!
イタヤカエデの樹液が凍ったものです。
話には聞いていましたが、見たのは初めて。
舐めるとホントに甘くて美味しい。
素手でもつとベタベタします。


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そんなこんなで、気づけば4合目あたりまで来ていました。
すると、目の前に大木が!
でかいなぁ~…と見とれていると、「それじゃないよ」とIさん。
どうやら本物の巨木はもっと大きいそうです。

残念ながらその巨木は今回見つけられませんでしたが、この森には特にシナの大木が多く、歩いていて見応えありました。

坂道を長い距離歩くのでトレッキングをするには大変かもしれませんが、山スキーで登られる方にとっては登山道より楽しめるのかなと思いました。


(上杉)

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2016-03-23

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